■gb.titleScreen関数
Gamebuimo.hライブラリのgb.titleScreen関数は、タイトル画面を表示します。
gb.begin()関数起動時に表示される関数の後に呼び出される必要があります。
タイトル画面でゲームを切り替える事が出来る様に、ユーザーが「C」ボタンを押してゲームを終了するときに、ユーザーがタイトル画面に戻ることを許可する必要があります。
■使用例
gb.titleScreen関数を使ったArduinoIDEのプログラム例は図1の通りです。
このプログラムを実行するとsetup関数中のgb.begin関数でGamebuinoオブジェクトを初期化し、gb.titleScreen関数で画面に「Example game」と、その下にlogo変数で定義したロゴを表示します。
スタート画面でキーボードの「K」(GamebuinoのA)ボタンを押すと画面左上に「Hello World」と表示されます。
その画面でキーボードの「R」(GamebuinoのC)ボタンを押すとスタート画面に戻ります。
参考に図1プログラムをHEXファイルに変換し、それをSimbuino4Webでエミュレートした結果を図2に示します。
#include <SPI.h> #include <Gamebuino.h> Gamebuino gb; conststatic unsigned char PROGMEM logo[] = { 8, 8, B00000000, B00100100, B00011000, B01111110, B00111100, B01111110, B00111100, B00000000, }; void setup() { // Gamebuinoオブジェクトを初期化する gb.begin(); gb.titleScreen(F("Examplegame"), logo); } void loop() { if (gb.update()) { gb.display.println("Helloworld"); if (gb.buttons.pressed(BTN_C)) { gb.titleScreen(F("Examplegame"), logo); } } }
■構文
gb.titleScreen(F("name"), logo)
■パラメータ
F("name")(optional): "name"をあなたのゲームの名前に置き換えます。これはスタートメニューに表示されます。
logo(optional):「8×8」~「64×30」pxまでの任意のサイズのゲームロゴを表示出来ます。※名前が指定されていない場合は64 * 36pxまで
■戻り値
特に無し
■補足
タイトル画面では、表1の操作を実行できます。
Gamebuinoボタン(PCキー) | 機能 |
A(K) | タイトル画面を残す (ゲームに戻ってくる) |
B(L) | サウンドを切り替えます (ミュート/ミュート解除) ※Gamebuinoを起動しているときにBを押し続けると、ミュートされ、起動音が鳴りません。 |
C(R) | LOADER.HEXを読み込み、マイクロSDカードにEEPROMをバックアップし、別のゲームを読み込むことができます。 |