NOBのArduino日記!

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趣味は車・バイク・自転車・ラジコン・電子工作です。

動物の声ICの使い方(NY3P035BP8)

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5 I/O Single-Chip Speech Synthesizer (NY3P035BP8)
※犬:41301D 猫:50501D
 先日デジットさんに行ったときに買いました犬と猫の「動物の声IC」を使ってみました! 
 説明書通りにつなぐだけで「にゃー」「わんッ」と鳴きお手軽です!
 

1. 音声合成ICとは

1.1 音声合成ICとは
 様々な周波数・長さから成る電子音の合成を行って、母音・子音・アクセントをコマンドで制御できます。
 その為データ量が少なく、また制御も簡単である事から、処理能力や記憶容量に制約のあるマイコンの利用に適しています。
 
1.2 NY3PxxxBシリーズ
以下 NETで※SDSの中国語原文を自動翻訳(+妄想)した結果で、その次が原文です。
※翻訳は十中八九間違っているのでご注意ください

 768音声通話セグメントまでの、異なる長さのそれぞれに分割することができます。各セグメントの音声は、最大及び最小の長さを持っています
 最大1536音声ステップ、128音声グループまでプログラム可能、OKY1 / O5、OKY2 / O4、IO1、IO2、IO3およびPOPは別途64,60,1,1,1,1音声グループを指定することができます。各音声ステップでいずれかの言語を指定することができます。

(4). 語音最多可被分割成768個語音段(Voice Section),每段長度可不同。每一個語音段的最大長度和最小長度都沒有限制。
(5). 最多有1536個語音格(Voice Step),可規劃成128個語音組(Voice Sentence),OKY1/O5、OKY2/O4、IO1、IO2、IO3和POP能分別指定 64、60、1、1、1、1 個語音組(Sentence)。每一語音格(Step)可指定任一個語音段(Section)和 IO1、IO2、IO3、OKY2/O4、OKY1/O5 的輸出搭配(當IOx設為輸出時)。

 
1.3 ICの仕様
 今回使用した音声合成ICのスペックは表1の通りです。
入力電圧が割と広めに取られており、1.6~6.4Vまで使えます。しかし入力電圧が3Vを割ると出力周波数が低下し、また7Vを超えるとICが壊れてしまうので、3.3Vか5Vで使うのが良さそうです。

表1:NY3P035BP8の仕様一覧
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1.4 ICの外観・寸法・端子図・接続例
 音声合成ICのSDSに書かれている接続例(図1中)では「IO3」と「OKY2」の2ピン多いですが、「NY3P035BP8」ICはこの2ピンが削られて8ピンDIP(図1左)となっています。
 大阪恵美須町のデジットさんで販売されている動物の声ICは8ピンDIPに合わせて分かり易い配線図(図1右)と、ICの他周辺部品(0.1μFコンデンサ×2、ボタンスイッチ×2、スピーカー、ユニバーサル基板)迄セットになって1個290円で販売されていました!安い!
 当然ICには音声データは書き込まれていましたのでそのまま使えて便利です!

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図1:端子図及び接続例

2. 作る!

1.1 スピーカーに配線
 動物の声キットに付属のスピーカーに、余っていた要らないジャンパー線をはんだ付けします。
 スピーカー裏の電極には既にはんだが盛って有り、+-が書いてありませんが、取り敢えず如何にもプラスです!と言わんばかりに赤マジックでマーキングしてあった図1上側に+、反対側に-をはんだ付けしておきました。
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図2:スピーカーにはんだ付け
 
1.2 ブレッドボードに配線
 図1の「実体配線図」を参考にfritzingを使って回路図を図3の通り描いてみました。
それを元にブレッドボード上に配線したものが図4です
 
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図4:部品が少ないので簡単に出来ます!
 
1.3 スイッチON!
 夜10時、スイッチONでニャー?!!?」・・・。先月のデジャブでしょうか、子供は起きませんでしたが嫁にガチで怒られました
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図5:嫁に怒られる5秒前の写真
 

3. まとめ

 スイッチ入れる前に薄々そんな気がしていましたが、なかなかの音量でした
 
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