NOBのArduino日記!

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趣味は車・バイク・自転車・ラジコン・電子工作です。

三端子メロディーICの使い方(UM66T-01L,UM66T-68L)

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三端子メロディIC【左:クリスマスソング(UM66T-01L) 右:It's A Small World(UM66T-68L)】
 
 先日秋月電子さんに行った ときに買ってきた三端子メロディーICを使ってみました!
 これをつかってクリスマスツリーの近くでクリスマスソングを鳴らそうかと思います!                     It's A Small Worldはおまけです

1. メロディーICとは

1.1 UM66Tシリーズ
 UM66Tシリーズは、電話や玩具に使用されるCMOS LSI設計のメロディージェネレータICです。
 演奏用にプログラムされた内蔵ROMを備えています。CMOSで生産バイスの消費電力は非常に低くなります。
 RC発振器を内蔵しており、コンパクトなメロディーモジュールは、少数の付加的な要素だけで構成することができます。
 
1.2 ICの仕様
 電源(乾電池)と圧電スピーカをつなぐだけでオルゴールが完成します。
 UM66T-01Lに収録されているクリスマスソングは表1の通り3曲です。
 UM66T-68Lには「It's A Small World」一曲が収録されています。
 またICの仕様は表2の通りです。
 
表1:収録曲(曲は順番に連続再生されます)
番号 曲目
1 Jingle Bells(ジングルベル
2 Santa Claus is Coming to Town(サンタが町にやってきた)
3 We Wish You a Merry Christmas(ウィーウィッシュ・メリークリスマス)
 
表2:M66T-xxL共通仕様
項目 内容
動作電圧範囲 1.3V~3.3V
消費電流 16μA(Typ.)
パッケージ TO-92
その他特徴 低消費電力・連続再生
 
 
1.3 ICの外観・寸法・端子図・接続例
 メロディーICのSDSは「スピーカー」と「圧電サウンダ」を使った2例の接続例(図1)が書かれています。
 どんな感じの音がするか確認の為両方試してみました!
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図1:端子図及び接続例

2. スピーカーを鳴らす

2.1 配線図
 図1の「接続例」を参考にfritzingを使って回路図を図2の通り描いてみました。
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図2:ブレッドボード配線図
 
2.2 実際の配線
 それを元にブレッドボード上に配線したものが図3です
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図3:実際に配線してみました!
 
2.3 鳴らす
 音を鳴らしてみました!
 
動画1:クリスマスソング       動画2:It's A Small World

3. 圧電サウンダを鳴らす

3.1 配線図
 図1の「接続例」を参考にfritzingを使って回路図を図4の通り描いてみました。
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図4:ブレッドボード配線図
 
3.2 実際の配線
 それを元にブレッドボード上に配線したものが図5です
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図5:実際に配線してみました!
 
3.3 鳴らす
 こんな感じの音がします!
 
動画3:クリスマスソング       動画4:It's A Small World

3. まとめ

  使ってみた結果、静かな環境で鳴らすのであれば「圧電サウンダ」を、うるさい環境で鳴らすのであれば「スピーカー」を使うのが良さそうです!
 
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