■gb.display.drawFastHLine関数
Gamebuimo.hライブラリのgb.display.drawFastHLine関数は、指定された点から始まる指定された長さの水平線を描画します。使用される色は、gb.display.setColor関数を使用して定義されます。
■使用例
gb.display.drawFastHLine関数を使ったArduinoIDEのプログラム例は図1の通りです。
このプログラムを実行するとsetup関数中のgb.begin関数でGamebuinoオブジェクトを初期化し、gb.titleScreen関数で画面に「display.drawFastHLine」と表示します。
スタート画面でキーボードの「K」(GamebuinoのA)ボタンを押すと「Hello world!」と画面左上に表示され、その下にgb.display.drawFastHLine関数によって水平線が描画されます。
参考に図1プログラムをHEXファイルに変換し、それをSimbuino4Webでエミュレートした結果を図2に示します。
#include <SPI.h> #include <Gamebuino.h> Gamebuino gb; void setup() { gb.begin(); gb.titleScreen(F("display.drawFastHLine")); gb.popup(F("Let's go!"), 100); } void loop() { if (gb.update()) { gb.display.println(F("Hello World!")); int count; count = gb.frameCount; gb.display.println(""); gb.display.println(count); gb.display.drawFastHLine(0, gb.display.fontHeight + 1, LCDWIDTH); }
図1:プログラム例
図2:プログラム実行結果
■構文
gb.display.drawFastHLine(x,y,w)
■パラメータ
x:開始点の水平座標
※ディスプレイ左側「0」から、ディスプレイ右側「LCDWIDTH」の間にある必要があります。
y:始点の垂直座標
※ディスプレイ最上部「0」から、ディスプレイ最下部「LCDHEIGHT」の間にある必要があります。
w:線の長さ(幅)
■戻り値
ありません。
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