NOBのArduino日記!

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趣味は車・バイク・自転車・ラジコン・電子工作です。

昭光式スライドスイッチの使い方(SS-12LRSDP2)

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昭光式スライドスイッチの使い方(SS-12LRSDP2)
 
 トイラジコンの送信機の電源スイッチに光るスイッチを使おうかと思います
 試しにどんな感じか使ってみました!

1.昭光式スライドスイッチとは

 LEDが組み込まれているスライド式のスイッチです

1.1 SS-12LRSDP2とは
 SDSより、図1の形名体系に従って名前が付けられており、内容は以下の通りです。
 
SS:スライドスイッチの略
12:機能動作「単極双投」※詳細は図2参照
L:LEDとスイッチの動作「分離型」※他に連動型も有り
R:LEDの色「赤」
S:回路切替タイミング「ショーティング」
※ショーティング:回路切換え時端子間が電気的に一旦接続した後切換わるもの、
※ノンショーティング:回路切換え時端子間が電気的に一旦 OFFとなるもの、切換えタイミングを明記していない物
D:端子ピッチ、長さ「2.54mm,3mm」
P:操作部「縦ツマミ」※他に横ツマミ有り
2:端子材質めっき「銅合金に銀めっき」
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図1:昭光式スライドスイッチの形名体系
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図2:スイッチの機能動作別形名 ※単極単投、単極双投、単極3投、双極双投、単極12投等

1.2 仕様
 SS-12LRSDP2に使われているLED仕様は表1の通りです。
 
表1:LEDの仕様(AT-635)
項目 内容
最大動作電流(IFM) 30mA
推奨動作電流(IF) 20mA
順電圧(VF) 緑(M):2.1V、赤(R):1.9V、黄(Y):2.0V (IF=20mA)
最大逆電圧(VRM) 5V
使用温度範囲 -20~+50℃
 ※表1値を使ってLEDの電流制限抵抗値を計算し図4の様に接続します。

1.3 端子図
 SS-12LRSDP2の寸法及び端子図は図3に示す通りです。
図3:SS-12LRSDP2の接続例・寸法及び端子図
※マルツさんのSDSより引用させて頂きました
 

2. 回路

 「SS-12LRSDP2」は1.1よりスライドスイッチとLED回路は分離されており、スライドスイッチをONしてもLEDは点灯しません。
 しかし図4の様に接続することでスイッチを3ピン側にスライドするとスイッチのLEDと、3ピンに接続された負荷のLEDが点灯するようになります。
 図4回路をブレッドボード上に移すと図5の様な配線になり、実際に配線したものが図6です。
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図4:ユニバーサル基板上に配線する場合
 
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図5:ブレッドボード配線図
※このスライドスイッチはブレッドボードささりませんでしたので無理やりです
 
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図6:実際の配線図
 

3. 確認!

 図5の回路で実際に動くか確認してみました
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図6:スライドスイッチとLEDが点灯!
 

4. まとめ

 スイッチオンでスイッチ自体が光ると分かり易くて良いですね
 
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