NOBのArduino日記!

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趣味は車・バイク・自転車・ラジコン・電子工作です。

マイクロコアレスモーターの使い方(M716PA-10)

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マイクロコアレスモーター(M716PA-10)

 前回の記事でaitendoさんで買って来た軸径Φ1.0mmのマイクロコアレスモーターを試しに使ってみました!プロペラが大きくなって推力UPした気がします!

1.コアレスモーターとは

 コアレスモータ(無鉄心電動機)とは、永久磁石界磁形整流子電動機の一種で巻線を樹脂のみで固めたカップ状電機子に永久磁石界磁を内蔵したアウターロータ型電動機の事。 ※詳細はコチラ

1.1 「M716PA-10」の形状
 マイクロコアレスモーター(M716PA-10)の形状を図1に示します。
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図1:マイクロコアレスモーター(M716PA)の形状

1.2 「M716PA-10」と「M716PA」及びの形状
 先日の記事で使った図2「PPR06-46+M716PA」は、プロペラがかなり小さくて頼りなかったのですが、前回の記事で買って来た「PPR01-55+M716PA-10」は、軸も太く、プロペラも若干大きくなり安心感が出ました!
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図2:プロペラ(上:PPR01-55 :PPR06-46) モータ(上:M716PA-10 :M716PA)

1.2  「M716PA」の仕様
 マイクロコアレスモーター(M716PA-10)の仕様を表1に示します。

表1:M716PA-10の仕様
項目内容
回転数50,000rpm
定格電圧3.7V
定格電流100mA
重量約2.5g
対応プロペラPPR01-55
軸径φ1.0mm
寸法φ7×16.5mm
※aitendoさんのサイトより引用させて頂きました

2. プロペラ「A」で実験!

 プロペラAで正方向の推力を得るにはモーターから出ている「黒線」を「+3.6V」に、「白線」を「GND」に接続します。
 通常黒線=GNDですが、逆接続になるので注意が必要です。
 と言う事で以下の回路で実験してみました!

2.1 接続
 回路図をFritzingを使って図3の様に書いてみました。
 電源は1.2Vのニッケル水素電池3本を直列に繋ぎ3.6Vにしてモーター(M716PA-10)に供給します
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図3:ブレッドボード回路図

2.2 モーターとプロペラAの接続
 図3の回路に接続するモーターにプロペラ(Aタイプ)を図4の通り接続します。
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図4:モーター(M716PA-10)にプロペラ(PPR01-55_Aタイプ)を接続

2.3 実験!
 図5の通り、モーター(M716PA-10)に3.6Vを接続すると正面から見て時計回りに勢い良くプラペラが回転しました!
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図5:プロペラ大回転!

3. プロペラ「B」で実験!

  プロペラBで正方向の推力を得るにはモーターから出ている「黒線」を「GND」に、「白線」を「+3.6V」に接続します。
 こちらは黒線=GNDです。

3.1 接続
 回路図をFritzingを使って図3の様に書いてみました。
 電源は1.2Vのニッケル水素電池3本を直列に繋ぎ3.6Vにしてモーター(M716PA-10)に供給します
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図6:ブレッドボード回路図

3.2 モーターとプロペラBの接続
 図6の回路に接続するモーターにプロペラ(Bタイプ)を図7の通り接続します。
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図7:モーター(M716PA-10)にプロペラ(PPR01-55_Bタイプ)を接続

3.3 実験!
 図8の通り、モーター(M716PA-10)に3.6Vを接続すると正面から見て反時計回りに勢い良くプラペラが回転しました!
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図8:プロペラ大回転!

4. まとめ

 このプロペラ(A・B)をそれぞれ2個づつ、互い違いに並べればちゃんとしたドローンに成りそうです

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