■gb.buttons.repeat関数
Gamebuimo.hライブラリのgb.buttons.repeat関数は、ボタンが押されているときに一定の周期で反復動作をトリガーするために使用される関数です。
■使用例
gb.buttons.repeat関数を使ったArduinoIDEのプログラム例は図1の通りです。
このプログラムを実行するとsetup関数中のgb.begin関数でGamebuinoオブジェクトを初期化し、gb.titleScreen関数で画面に「Buttons example」と表示します。
スタート画面でキーボードの「K」(GamebuinoのA)ボタンを押すと、以下①~④の項目が表示されます。
①AorBボタンを押すとgb.buttons.pressed関数によって「Pressed:AorB」と表示
②AorBボタンが押されているとgb.buttons.held関数によって「Held:AorB」と一回表示
③AorBボタンが押し続けているとgb.buttons.repeat関数によって「Repeat:AorB」と繰り返し表示
④AorBボタンを離すとgb.buttons.released関数によって「Released:AorB」と表示
この動画ではAボタンを押し続けて離す、Bボタンを押し続けて離した時の状態です。
参考に図1プログラムをHEXファイルに変換し、それをSimbuino4Webでエミュレートした結果を図2に示します。
■構文
gb.buttons.repeat(button,duration)
■パラメータ
button :選択するボタンの識別子。(byte)
※BTN_A, BTN_B, BTN_C, BTN_UP, BTN_RIGHT, BTN_DOWN, BTN_LEFT
duration:フレーム数(デフォルトでは毎秒20フレーム)(byte)
■戻り値
ボタンが押されているときにdurationフレームごとにtrueを返します(boolean)