微分回路
図1:差動増幅回路の各部名称
V0ut = -RC dVi / dt・・・式1 |
2. シミュレート!
※オペアンプの電源:±15V
※オペアンプの電源電圧を超える出力電圧は得られません。
2.1 「C10:R16」
抵抗「C:R = 10μF:16kΩ」とした回路に、0.5,1,2を入力した条件で図2の通りシミュレートしてみました。
出力される電圧(最大値)は表1の通り1Hzで入力電圧(最大値)の1倍です。この比率は周波数に比例して増減します。
図2:交流1Hzで入力電圧(最大値)を1倍に増幅
入力周波数(Hz) | 出力電圧(VP-P) |
0.5 | 15 |
1 | 30 |
2 | 30 |
2.2 抵抗「C5:R16」
抵抗「C:R = 5μF:16kΩ」とした回路に、0.5,1,2を入力した条件で図3の通りシミュレートしてみました。
出力される電圧(最大値)は表2の通り1Hzで入力電圧(最大値)の0.5倍です。この比率は周波数に比例して増減します。
図3:交流1Hzで入力電圧(最大値)を0.5倍に増幅
入力周波数(Hz) | 出力電圧(VP-P) |
0.5 | 7.5 |
1 | 15 |
2 | 30 |
2.3 抵抗「C10:R8」
抵抗「C:R = 10μF:8kΩ」とした回路に、0.5,1,2を入力した条件で図4の通りシミュレートしてみました。
出力される電圧(最大値)は表3の通り1Hzで入力電圧(最大値)の0.5倍です。この比率は周波数に比例して増減します。
図4:交流1Hzで入力電圧(最大値)を0.5倍に増幅
入力周波数(Hz) | 出力電圧(VP-P) |
0.5 | 7.5 |
1 | 15 |
2 | 30 |
3. 実際に使われる回路
図5:交流1Hzで入力電圧(最大値)を1倍に増幅
入力周波数(Hz) | 出力電圧(VP-P) |
0.5 | 15 |
1 | 30 |
2 | 30 |
4. まとめ
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