NOBのArduino日記!

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趣味は車・バイク・自転車・ラジコン・電子工作です。

無線マイコンの使い方(TWE-LITE) アプリ書換え編

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超簡単!無線マイコンモジュールTWE-LITE DIP

 前回までの記事で、無線マイコン(TWE-LITE DIP)にライター(TWE-LITE R)とシリアル通信ソフト(TeraTerm)を使って詳細設定をしました。
 今回は無線マイコンに、ライターとプログラム書込みソフト(TEW-LITE プログラマ)を使ってアプリを書き込んでみました!
 

1. ダウンロード

1.1 TWE-LITEプログラマのダウンロード
 Windows 環境 (.NET) で動作する GUI 版 TWE-LITE プログラマです。
TWE-LITE プログラマ 0.3.4.3  こちらからダウンロードできます。

 上記ファイルをダウンロードすると、図1左のZipファイル(51KB)が入手できます。
 その中には図1右の「TWE-Programmer.exe」が入っていますので取り出して自分の好きな場所に置けばOK!です。

 このTWE-LITEプログラマはインストールしなくても図1右アイコンをクリックすれば図2の様にいきなり使えて便利です。
 ※一応初めて使う時は実行前にexeファイル上で右クリックして「ウイルス検査」されることをお勧めします。
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図1:左(ダウンロードファイル)、右(Zipファイルの中身)
 
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図2:「TWE-Programmer.exe」実行画面

1.2 アプリのダウンロード
 モノワイヤレス株式会社様のサイトで6種類のアプリが無償で公開されております!
 ありがたく使わせて頂きます!
 各アプリダウンロード先へのリンクを表1に貼っておきました。
 取り敢えず今回は図3の「超簡単!TWEアプリ」をダウンロードしてみました。
表1:TWE-LITE用アプリ
項目 内容
超簡単!TWEアプリ TWE-LITEに標準インストールされているアプリです。
デジタル4ポート、アナログ4ポート、シリアル、I2Cを使用出来るオールインパッケージな反面、処理速度や応答性、省電力性は低い。
無線タグアプリ 超省電力センサータグ向けアプリです。電池での長期稼動やTWE-EH(環境発電)での稼動を考えた低消費電力を追求しています。コイン型電池で動作可能です。
リモコン通信アプリ リモコン通信に特化したアプリです。最大12ポートのオン・オフ制御を行えます。TWE-LITEをリモコンとして使用する際に最適なアプリです。ボタンの長押しや親機と子機のペアリング等に対応しています。
シリアル通信アプリ UARTシリアル通信に特化したアプリです。透過的なデータ通信とコマンドベースのデータ通信の両方に対応しています。パソコンやマイコンにUARTシリアル接続をしてTWEシリーズを制御する場合に最適なアプリです。
RCアプリ RC(ラジオコントロール)に特化したアプリです。
サーボモーターの制御やDCモーターの回転スピードや正逆転制御が行えます。
アナログ通信アプリ オーディオ・アナログ信号通信に特化したアプリです。
最大8Khzのサンプリングレート(標本化周期)でアナログ入力しこれをADPCM圧縮し(非圧縮伝送も可能最大4Khz)無線伝送し、PWM 出力します。
 

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図3-1:超簡単!TWEアプリ「ver 1.6.6 ソフトウェア」図3-2:DLしたZipと中身

1.3 ダウンロードファイル
 ダウンロードした図3-2のファイルを開くと図4の様に色々入っております。
 この中でTWE-LITE用は「JN5164」と書かれているファイルです。
 しかしこのファイルの中には3つJN5164」と書かれているファイルが有り若干ややこしいです。
 「KIT002L」や「TOCOSTICK」は、今回使う「TWE-LITE DIP」とは異なる製品ですので、素直に「JN5164_1_6_6」と書かれているファイルを使います。

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図4:「App_Twelite_1_6_6」ファイルの中身
 
 因みに全く関係ないファイルをTWE-LITE プログラマにドラッグ&ドロップすると図5の様に「TWE-Lite用のファームウェアちゃいます」と表示されます
こう言ったところにプログラマの遊び心を感じますね。
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図5:関係ないファイルを乗せると・・・!?

2. アプリを書き込む

2.1 接続
TWE-LITE DIPの半円に切り欠きがある部分がTWE-LITE R(図6-1)のUSB端子側に来るように接続(図6-2)します。
※逆接続するとTWE-LITE DIPが故障する可能性が有るので注意が必要です。
 その後PCとTWE-LITE RをUSBケーブルで接続します。
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図6-1:接続前            図6-2:接続後
 
2.2 アプリを書き込む
 ここまで来ればアプリの書き込みは超簡単!です。
 TWE-Lite プログラマの真ん中に書き込みたいアプリ(今回は図4のファイル)をマウスでドラッグ&ドロップし、COMポートを「TWE-Lite-R」にし、「書き込み」ボタンを押せばOKです!

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図7:アプリを乗せる
 
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図8:COMポートを選択する
 
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図9:書き込み完了!

3. まとめ

 アプリの書き込みも超簡単!でした
 これで電子工作の遊びの幅が一気に拡がりました!
 
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