NOBのArduino日記!

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趣味は車・バイク・自転車・ラジコン・電子工作です。

ロジックレベル変換モジュールの使い方(MM-TXS01)

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サンハヤト モジュール MM-TXS01
 

 駆動電圧の異なる機器間で通信を行いたい時に便利なロジックレベル変換モジュール(MM-TXS01)を使ってみました

 動作電圧の異なるマイコンとセンサー等の間に挟むだけでそのまま使えてしまう優れものです!

1. ロジックレベル変換モジュール

 異なる電圧で動作する機器間でロジック(デジタル回路で0か1か、HighかLowかの論理信号)の通信を行う場合、それぞれの機器毎に1と判断する電圧の閾値や、機器が許容出来る電圧も異なります。
 その為直接接続すると正常に通信出来ないばかりか壊れてしまう可能性が有る事から、それぞれの機器に有った電圧レベルに変換する必要が有ります。
 そんな時のお助けアイテムがロジックレベル変換モジュールです
 
1.1 性能
 今回使用するロジックレベル変換モジュールはサンハヤトさんから販売されている「MM-TXS01(取扱説明書)」です。仕様及び性能は以下の通りです。
 
表1:MM-TXS01の仕様及び性能一覧
項目 性能
最大通信速度(プッシュ・プル動作) 60Mbps
最大通信速度(オープン・ドレイン動作) 2Mbps
Aポート電圧 1.20~3.6V
Bポート電圧 1.65~5.5V
動作条件 VCCA≦VCCB
連続出力電流 ±50mA
VCCA、VCCB、GNDに流れる連続電流 ±100mA
 
1.2 接続
 接続例として3.3Vのセンサーと5VのArduinoMM-TXS01を介して接続する回路図を図1に示します。
※OE:OE(Output Enable端子)は内部でVCCAに10kΩの抵抗を介してプルアップされており、この端子をマイコンなどでLow(GNDに接地)する事でABポート間がハイインピーダンス(MM-TXS01電源OFF状態)となり、ロジックレベル変換をON,OFFする事が出来ます。今回はただデータをバイパスするだけなのでOEはオープンしています。
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図1:3.3Vのセンサーと5VのArduino接続例

2. まとめ

 3.3V駆動のGPSセンサー(LS20031)からTTL出力される位置情報や時刻を5V駆動のArduino pro miniで受け取りたいです。
 そんな時に使用するロジックレベル変換モジュールですが各社色々出ており迷っていいた所、MM-TXS01の評判が良かったので購入しました。
 秋月電子さんのに比べると若干高いですが、接続も簡単だったのでなかなか良いです
 
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