NOBのArduino日記!

NOBのArduino日記!

趣味は車・バイク・自転車・ラジコン・電子工作です。

LCDの使い方(AE-AQM1602A)組立て編

イメージ 3
I2C接続小型キャラクLCDモジュール(16×2行・3.3V/5V)ピッチ変換キット
 
 バッテリー駆動に嬉しい省電力小型モノクロディスプレイを買ってみました!
 Arduino等のマイコンからI2C接続で制御出来るので、接続は僅か4本で済んじゃいます!

1. LCDとは

 LCD(英:liquid crystal display)とは、液晶組成物を利用した薄型平面の視覚表示装置(液晶ディスプレイ)です。
 液晶組成物自体は発光しませんが光を変調する性質を持っています。この性質使い光の透過量を調整する事で表示が行われます。

1.1 AE-AQM1602Aとは
 16文字×2行の計32文字を表示する事が出来る小型液晶モジュールです。
 秋月電子通商さんの2.54mmピッチ変換基板もセットになっています。
 この基盤にはLCDの外部に必要な抵抗コンデンサー等も一体になっている事から、そのままユニバーサル基盤ブレッドボードに挿して簡単に使える様になります!
 参考に「AE-AQM1602A」の仕様を表1に、外観及び寸法を図1に、ピン端子の内訳を表2に示します。
表1:LCD「AE-AQM1602A」の仕様一覧
項目 内容
 電源  3.1~5.5V(1mA@3.3V)
 低消費電流  1mA(3.3V時,プルアップ抵抗消費除く)
 表示文字数  16文字×2行
 本体サイズ  66.0×27.7×2.0mm
 画面サイズ  54.7×10.8mm
 備考  画面コントラストはコマンドで設定可能
「AQM1602XA-RN-GBW」のSDSより引用させて頂きました。

イメージ 1
図1:LCDAE-AQM1602A」の外観及び寸法

イメージ 2
   図2:AE-AQM1602A内回路        図3:KIT変換基板回路
  
表2:ピンへの割り当て一覧
 Pin No.  記号  機能
 1  /RES  リセット信号
 2  SCL  クロック入力
 3  SDA  データ入力
 4  VSS  GND
 5  VDD  電源
 6  VOUT  電圧変換器入出力ピン
 7  CAP1P  電圧変換器コンデンサ(+)
 8  CAP1N  電圧変換器コンデンサ(-)
 9  V0  LCD駆動用電源

2. 組み立て

 AE-AQM1602A(KIT)に付属の2.54mmピッチ変換基板を図4の通りはんだ付けしてみました!
 裏側のはんだ付け間隔が1.27mm(図1参照)しかないのでハンダが隣とくっ付かない様に注意が必要です。
イメージ 4
図4:付属の基盤をLCDに半田付け
2.1 完成!
 図5が完成品です!
イメージ 5
図5:準備完了!

3. まとめ

 実験の準備ができました!
 次回は簡単な表示をしてみます
イメージ 1 イメージ 3
励みになりますのでよければクリック下さい(^o^)/

↩【LCDの使い方】目次に戻る