Arduino UNOが一番有名ですが、他にも純正・派生・廃番含めていっぱいあります。その中でも現在主流で売られているもしくは2016年に販売計画の有る「101」を含めたスペック一覧を作成したのでご紹介いたします。
1. Arduinoシリーズ主力8種類スペック比較!
図1にArduinoの中で現在主に売られている製品を纏めたものを示します。
ArduinoDueのブッチギリ感が凄いです。値段も高いですが・・・。
ラジコンの自動運転化を計画しており、UNOではちときつかったので、個人的には今年発売予定のArduino101に期待しております。
出来れば101のProMini化も宜しくお願いします!SparkFanさん!
図1:Arduino主力製品スペック比較
2. 各種Arduinoの長所と短所
1.1 Arduino ProMini
〇長所
作ってくれてありがとうSparkFanの方!
〇短所
小さい事と引き換えにUSB-シリアル変換機能は無いです。USBシリアル変換モジュールを(FTDI Basic3.3Vと5V等が有ります)買っておけば問題ありません。
1.2 Arduino Nano
〇長所
USB(Mini-B)端子とシリアル変換機能を持った最小のArduinoです。マイコンの性能、出力ピンの数共にUNOと同等の性能であることからUNOで作った工作を小型化したい時に重宝します。UNOからのステップアップに最適!
〇短所
欠点が見当たりません、しいて言えば面白味の少ない優等生。
1.3 Arduino Micro
〇長所
UNOの4分の1程度の面積にもかかわらず、UNOの性能を超えております!PWM信号が1つ多い!割り込みが3つ多いなど、UNOではもの足りない!と言う方におすすめですブレッドボードの実験も簡単に出来ます。
因みにUSB(Micro-B)端子を使います。
〇短所
メモリー32KB中の4KBがブートローダー(プログラム書き換えの際に働くもの)に使われており、残り28KBしかありません。UNOはブートローダーを引いても31.5KB有るので、容量ギリギリのプログラムになるとUNOからMicroへ移植出来ない可能性が有りますのでご注意を。
1.4 Arduino UNO
〇長所
超売れ筋!
「Arduinoとは」に少し書きましたが、誰でも簡単に使えるようにするのにははどうしたら良いか?をしっかり考えて作られております。
入門用は間違いなくUNOでしょう!
〇短所
デカい入門用にちょうど良い大きさ!ちょうど良いスペック!よって欠点無し!
1.5 Arduino 101Genuino 101
〇長所
2016年3月10日現在において残念ながら日本ではまだ販売されておりません。
※2016年8月6日現在Genuino101として絶賛?販売中です!
UNOの次世代機と考えられており、その動向には目が離せません!
〇短所
動作電圧が3.3V・・・。
5Vであれば色々なセンサーがそのまま使えたのに。諦めてひと手間加えて使いましょう。
省エネ化は時代の流れで利点でもあるから、まあしょうがないですね。
1.6 Arduino M0Pro(ZERO)
〇長所
2015年に発売された期待の新人ことM0proともZEROとも言います。何故か名前が二つ有ります。理由はスイッチサイエンス様の記事(Arduinoの内部分裂について)に詳しく載っております。要約するとグループ会社同士で揉めているようです。早く仲直りしてほしいものですね。
失礼致しました、長所に欠点ぽいことを書いておりました。
〇短所
3.3V動作・・・と、M0proに限った話ではないのですがなんか揉めてる・・・。
この商品は、スイッチサイエンスウェブショップ が販売、発送します。 この出品商品にはコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いが利用できます。
1.7 Arduino MEGA
〇長所
〇短所
値段最高!敷居も最高!使うひとを選びます。残念ながらハイスペック過ぎて私には使いこなせそうにありません。
3.まとめ
なんだかんだ色々Arduinoは有りますが、私的には小さい程テンションが上がります。なのでProMiniが一番のお気に入りです。
101でProMini作ってくれたら買います!
誰か作ってください(1,500円位で)お願いします!
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