1. 50Hzの各種PWM
50HzのPWM信号を使用している代表的なものはサーボモーターで、角度制御信号として利用されています。※サーボモーターで使用されているデューティ比は3~12%程度ですが、計算結果の比較がしやすいので以下の値を使いました。
5V、デューティ比25,50,75%のPWM信号を発生し、CRローパスフィルター通過後にArduinoへ入力した電圧の変化をシュミレートした結果を図1-1~1-3に示します。
それぞれノイズ(リップル)が、3.87、4.54、3.87Vでした・・・。
サーボモーターには使えそうにありません。
図1-1:デューティ比25%
図1-2:デューティ比50%
図1-3:デューティ比75%
2. 490Hzの各種PWM
490HzのPWM信号はArduinoUNOの3,9,10,11番ピンからのPWM出力に利用されています。。
5V、デューティ比25,50,75%のPWM信号を発生し、CRローパスフィルター通過後にArduinoへ入力した電圧の変化をシュミレートした結果を図2-1~2-3に示します。
それぞれノイズ(リップル)が、577、768、577mVでした。
まだノイズが大きいですね。
図2-1:デューティ比25%
図2-2:デューティ比50%
図2-3:デューティ比75%3. 977Hzの各種PWM
977HzのPWM信号はArduinoUNOの5,6番ピンからのPWM出力に利用されています。。
5V、デューティ比25,50,75%のPWM信号を発生し、CRローパスフィルター通過後にArduinoへ入力した電圧の変化をシュミレートした結果を図3-1~3-3に示します。
それぞれノイズ(リップル)が、292、291、388mVでした。
これなら何かに使えそうです。
図3-1:デューティ比25%
図3-2:デューティ比50%
図3-3:デューティ比75%
4. まとめ
他のローパスフィルターに期待します