抵抗を見ただけで抵抗値が分かったら間違いなくかっこいいですよね?
と言う事で、「抵抗カラーコード早見表」で覚えちゃいましょう。
これを覚えればいつか誰かに尊敬される事うけ合いです!
1.抵抗のカラーコードの見方
1.1 抵抗のカラーコードを見る向き
カラーコードを暗記する前に、そもそもの抵抗の見方について説明します。
電子工作でよく使う一般的な1/4Wの抵抗には、図1の様に4本の色の付いた線が円周上に引いてあります。
この色を見るだけで抵抗値と誤差の範囲が分かる様になっています。
見方としては金色か銀色を右にして左(図1なら茶色)からNo.1~4と言う順番で見るようにします。
図1:10kΩ抵抗の模式図
1.2 抵抗のカラーコードから数値に直す
抵抗を図1の向きにして、左から順に数字に直していきます。
その過程を書いたものが表1です。
はじめのうちは無理をせず表2の様なカラーコード早見表を見ながら抵抗値を判断した方が良いでしょう。
抵抗を読んだ後に、さらにテスターを使って本当に抵抗値が合っているのか見る位のしつこさが必要です。
表1:図1抵抗の読み方
2. 抵抗のカラーコード覚え方
2.1 カラーコードの語呂合わせ
とりあえず0~9迄の10種類の組み合わせを覚えれば抵抗を見ただけで抵抗値が分かる様になります。かっこいいですね!
飛行機の中で「誰か抵抗が読める方はいらっしゃいませんか!」と呼ばれる日も来るかもしれませんので、ぜひ備えておきましょう。
覚え方の基本はいつの時代も語呂合わせです。
表2の通り、色と数値はリンクしており語呂合わせで色と数値を覚えます。
表2:抵抗のカラーコードの覚え方一覧
2.2 語呂を無理やりストーリーにしよう!
そのままだと簡単に覚えられないのでストーリーにしちゃいましょう。
図2:小林一茶のホワイトクリスマス
おそらく他の方も同じような方法で覚えられていると思いますが、図2は私が勝手に脳内補完したストーリーですのでこれが良いとは限りません。
独自に覚えやすい方法を探すのは面倒ですが、ただ覚えるより記憶に残り易くなると思います。
2.3 練習問題
それでは覚えた知識をフルに活用して次の問題を解いてみましょう。
Q.図3の抵抗を答えよ。
図3
A.私の好きな0Ωの抵抗です・・・。 失礼致しました、私の好きなは余計でしたね。
0Ωのみ変則的で一本しかカラーコードがありません。
黒は表2より0です。誤差も気にするほど無いので、金銀も無くしているあたりが潔くて良いですね!
0Ωって必要か?って思われるかもしれませんが、正直私的に抵抗の中で一番ありがたい存在です。
何に使えるかというと、ユニバーサル基板で回路設計する時に、どう頑張っても配線が交差してしまう事があります。※この記事の時も0Ωにはお世話になりました。
そんな時は迷わず0Ω頼みにしましょう。きっと0Ωが問題を解決してくれてスッキリ(回路が)出来ます。
3.まとめ
どこで役に立つか分かりませんが、抵抗の読み方を覚えて秘かに優越感に浸りましょう(^v^)。
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