splice
Processingにおけるspliceは、既存の配列に値または値の配列を挿入します。
最初の2つのパラメータは、同じデータ型の配列でなければなりません。
最初のパラメータは変更する初期配列を指定し、2番目のパラメータは挿入するデータを定義します。
3番目のパラメータは、データを挿入する配列の位置を指定するインデックス値です。
※配列のインデックス番号は0から始まるので、最初の位置は0で、2番目の位置は1であることに注意してください。
オブジェクトの配列をスプライスするときは、関数から返されたデータをオブジェクト配列のデータ型にキャストする必要があります。
例:SomeClass items = (SomeClass) splice(array1, array2, index)
Processingで使用するspliceの使い方は以下の通りです。
String[] a = { "OH", "NY", "CA" };
a = splice(a, "KY", 1); // 1つの値を配列にスプライスする
println(a);
// 次の配列内容をコンソールに出力します。
// [0] "OH"
// [1] "KY"
// [2] "NY"
// [3] "CA"
println(); // 空白行を出力する
String[] b = { "VA", "CO", "IL" };
a = splice(a, b, 2); // 値の配列を別の配列にスプライスする
println(a);
// 次の配列内容をコンソールに出力します。
// [0] "OH"
// [1] "KY"
// [2] "VA"
// [3] "CO"
// [4] "IL"
// [5] "NY"
// [6] "CA"
〇spliceの構文