NOBのArduino日記!

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趣味は車・バイク・自転車・ラジコン・電子工作です。

WR250X (プラグ交換編_イリジウムプラグ)

 
 
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自転車屋さんの軒先と工具をお借りしてバラシ中の図
 
 数か月ぶりにバイクのエンジンを掛け走り出して2km、アイドリングが続かなくなってしまいました・・・バッテリーか!?
 目的地まで残り2km・・・取り敢えず急いでいたので近くの自転車(原付)屋さんにバッテリーの充電だけお願いしてその日は歩いて行きました

 翌日バイクを引き取りに伺いエンジンを掛けると元気良くエンジンが掛かりました・・・が、数十秒後アイドリングは静かに止まりました・・・プラグか!?
 そしてダッシュでプラグを買いに。
折角なので、元々付いていた
 ■WR250X用純正プラグ   :【NGK 4548 CR9EK】から、
 ■WR250X用イリジウムプラグ:【NGK 5448 CR9EIX】に変えてみました。

 新品プラグを手に自転車(原付)屋さんに「プラグ1本交換して下さい!」とお願いすると、「今お忙しいから無理!」との事
 立ち尽くす私を見て不憫に思ったのか「工具は使って良いよ」と寛大な一言を頂きました・・・ありがとうございます!
 以下の工具をお借りしてプラグ交換しました。
 ■ソケットレンチ(8mm、シート用)
 ■プラスドライバー(2番、サイドカウル用)
 ■六角レンチ(各種mm、フロントカバー、燃料タンク用)
 ■プラグレンチ(16mm、スパークプラグ用)
 

 WR250Xのプラグ交換は初めてですが、単気筒エンジンのプラグ交換なんて楽勝!と思いバイクを眺めるとプラグコードが見当たりませ・・・燃料タンク外しか!?

1. シートを外す

 と言う事で「1.シート→2.外装→3.燃料タンク→4.プラグ」の順に自転車屋さんの軒先をお借りしてバラしました通行人の視線が背中に・・・
※元に戻せる様に作業中の写真を撮っておくと安心です
 
1.1 リアフェンダー内ボルト
 リアフェンダー内に有るシートを固定する2本のボルト(8mm)を外します。
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図1:リアフェンダー
 
1.2 シートを引き抜く
 シートは燃料タンク上の出っ張りに引っ掛かっているだけなので後ろに引いて外します。
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図2:燃料タンク上

2. 外装を外す

2.1 左フロントカバー・左サイドカウルの前側
 左フロントカバーは図3の様に六角ボルト2本で止まっているので図4の様に外します。この2本のボルトは左サイドカウル前側の固定も兼ねています。
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図3:左フロント(カバーを外す前)
 
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図4:左フロント(カバーを外した後)
 
2.2 右サイドカウルの前側
 先程と同様に、右サイドカウルの前側を固定している六角ボルト二本を外します。
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図5:右フロント
 
2.3 左・右サイドカウルの後側
 左・右のサイドカウルそれぞれの後側は、燃料タンク上にプラスネジ一本で固定されていますのでこれを外します。
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図6:燃料タンク上
 
2.4 左・右サイドカウルの下側
 左右のサイドカウルは、下側のゴム部品に引っ掛かっているのでこれを手前に引き抜いておきます。
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図7:サイドカウル下側
 
2.5 燃料タンクとサイドカウル
 燃料タンク上の爪(図8中央部)にサイドカウルの溝(図9中央部)が挿さっているので、最後に後ろ側に引き抜き外します。
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図8:燃料タンク左側
 
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図9:サイドカウルを燃料タンクに固定している溝
 
2.6 WR250Xの外装を外した状態
 オフ車って外装が簡単に外せるので助かりました
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図10:外装無しもメカっぽくてかっこいい!?

3. 燃料タンクを外す

3.1 燃料タンク
 WR250Xの燃料タンクは前側に六角ボルト1本、後側に六角ボルト2本で止まっていますのでこれを外します。
 外れた状態が図12です、燃料ホースを余りねじらない様にずらしておきます。
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図11:燃料タンク(外す前)
 
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図12:燃料タンク(外した後)

4. プラグを交換!

 やっとプラグコードが見えました!
 単気筒≒スーパーカブ系エンジンの様にプラグ交換楽勝!(1~3の工程不要)と考えていた自分が甘かったです。

4.1 プラグキャップコネクタ
 燃料タンクの下をのぞいた写真が図13です。
 プラグキャップにプラグコードがコネクタで接続されているので、これを図14の様に外します。
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図13:燃料タンク下
 
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図14:プラグキャップコネクタを外した所
 
4.2 プラグキャップ
 焦ってプラグキャップを抜いてシリンダー内に砂でも落としたら一大事です!
 出来ればエアブローでしっかりと砂を飛ばすと良いのですが、これ以上お店にご迷惑はお掛け出来ないので手でゴミを入念に払ってからプラグキャップを抜きました。
※プラグキャップは固く抜き難いので、ねじりながら少しずつ抜きます。
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図15:プラグキャップ抜けました!
 
4.3 プラグを外す!
 図16の様にラチェットレンチにエクステンションバーを接続して延長し、16mmのプラグソケットを付けてプラグに挿し反時計回りに回してプラグを緩めます。
 プラグが緩んだらラチェットレンチを外し、直接エクステンションバーを手で回してプラグを外します。
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図16:プラグを外している所
 
4.4 新旧プラグ!
 外した旧プラグの先端は残念な位に真っ黒でした・・・かぶってますね
 旧プラグは時間の有る時にサンドブラストでも当てて再生し予備用にバイクに載せて置こうかと思います。
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図17:旧プラグ(8,600km使用)と、新プラグ
 
4.5 元に戻す
 後は図17~図1の逆手順で元に戻しました。

5. まとめ

 プラグ交換後緊張のエンジンスタート・・・無事エンジンが掛かりました!
 アイドリングもすこぶる安定しています!
 店長さんに充電代も含めてお礼をし無事帰れました!妙にトルクアップした気が
 
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