Object
クラスとは、関連するメソッド(関数)とフィールド(変数と定数)をグループ化したものです。
※以下補足です
※1:クラスとは、関数と変数の集合であり、すべてが1つの場所にまとめられている設計図の事。またクラス(設計図)のインスタンス※2(実体)を作成するために使用されるコンストラクタ※3という特別な関数があります。コンストラクタ※3はクラスと同じ名前で戻り型はありません。
Processingで使用するObjectの使い方は以下の通りです。
// HLineクラスから2つのオブジェクト(h1、h2)を宣言して構築する
HLine h1 = new HLine(20, 2.0);
HLine h2 = new HLine(50, 2.5);
void setup()
{
size(200, 200);
frameRate(30);
}
void draw() {
background(204);
h1.update();
h2.update();
}
class HLine {
float ypos, speed;
HLine (float y, float s) {
ypos = y;
speed = s;
}
void update() {
ypos += speed;
if (ypos > width) {
ypos = 0;
}
line(0, ypos, width, ypos);
}
}
図2:プログラム実行結果
〇関数の構文
ClassName instanceName
〇関数のパラメータ
ClassName : 新しいオブジェクトを作成するクラス
instanceName : 新しいオブジェクトの名前