NOBのArduino日記!

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趣味は車・バイク・自転車・ラジコン・電子工作です。

Processing(. (dot)の使い方)

. (dot)
 Processingにおける. (dot)は、オブジェクトのメソッドおよびデータへのアクセスを提供します。
 オブジェクトはクラスの1つのインスタンスであり、クラス定義で指定されているように、メソッド(オブジェクト関数)とデータ(オブジェクト変数と定数)の両方を含むことができます。
 ドット演算子は、オブジェクト内にカプセル化された情報にプログラムを誘導します。

 Processingで使用する. (dot)の使い方は以下の通りです。
 「h2.speed」の様にドット構文を使用して値を取得することができます。
 line関数で僅かにずらした(0, ypos, width, ypos)の直線を画面上にループしながら図2の様に描画します
イメージ 4
 
// HLineクラスの2つのオブジェクト(h1とh2)を宣言して構築する
HLine h1 = new HLine(20, 1.0);
HLine h2 = new HLine(50, 5.0);
 
void setup() {
  size(200, 200);
}
 
void draw() {
  if (h2.speed > 1.0) {  // ドット構文を使用して値を取得することができます
    h2.speed -= 0.01;    // または値を設定します。
  }
  h1.update();  // h1オブジェクトのupdate()関数を呼び出します。
  h2.update();  // h2オブジェクトのupdate()関数を呼び出します。
}
 
class HLine {  // クラス定義
  float ypos, speed;  // データ
  HLine (float y, float s) {  // オブジェクトコンストラク
    ypos = y;
    speed = s;
  }
  void update() {  // メソッドの更新
    ypos += speed;
    if (ypos > width) {
      ypos = 0;
    }
    line(0, ypos, width, ypos);
  }
}
イメージ 3
図1:プログラムの内容

イメージ 1
図2:プログラム実行結果

. (dot)の構文
 object.method()
 object.data

. (dot)のパラメータ
 object アクセスするオブジェクト
 method() オブジェクトにカプセル化されたメソッド
 data オブジェクトにカプセル化された変数または定数

. (dot)の戻り値
 特に無し

イメージ 1イメージ 3
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