. (dot)
Processingにおける. (dot)は、オブジェクトのメソッドおよびデータへのアクセスを提供します。
オブジェクトはクラスの1つのインスタンスであり、クラス定義で指定されているように、メソッド(オブジェクト関数)とデータ(オブジェクト変数と定数)の両方を含むことができます。
Processingで使用する. (dot)の使い方は以下の通りです。
「h2.speed」の様にドット構文を使用して値を取得することができます。
line関数で僅かにずらした(0, ypos, width, ypos)の直線を画面上にループしながら図2の様に描画します。
// HLineクラスの2つのオブジェクト(h1とh2)を宣言して構築する
HLine h1 = new HLine(20, 1.0);
HLine h2 = new HLine(50, 5.0);
void setup() {
size(200, 200);
}
void draw() {
if (h2.speed > 1.0) { // ドット構文を使用して値を取得することができます
h2.speed -= 0.01; // または値を設定します。
}
h1.update(); // h1オブジェクトのupdate()関数を呼び出します。
h2.update(); // h2オブジェクトのupdate()関数を呼び出します。
}
class HLine { // クラス定義
float ypos, speed; // データ
HLine (float y, float s) { // オブジェクトコンストラクタ
ypos = y;
speed = s;
}
void update() { // メソッドの更新
ypos += speed;
if (ypos > width) {
ypos = 0;
}
line(0, ypos, width, ypos);
}
}