■CurieIMU.readTemperature関数
CurieIMU.hライブラリのCurieIMU.readTemperature関数は、内蔵のモーションセンサーで読み取った温度計の値を返します。
■使用例
CurieIMU.readTemperature関数を使ったArduinoIDEのプログラム例は図1の通りです。このプログラムを実行すると、最初にCurieIMU.begin関数によりIMUモジュールが初期化され、loop関数中でCurieIMU.readTemperature関数によってIMUモジュールが測定した温度を取得し、その値を図2の様にシリアルモニタ上に一秒毎に表示します。
#include "CurieIMU.h" void setup() { Serial.begin(9600); // シリアル通信を初期化 while (!Serial); // シリアルポートが開くのを待つ Serial.println("Initializing IMU device..."); CurieIMU.begin(); // デバイスの初期化 } void loop() { float val = (CurieIMU.readTemperature() / 32767.0 ) + 23; Serial.print(val); //温度計の値を返します。 Serial.println("degrees Celsius now"); //温度計の値を返します。 delay(1000); }
図1:プログラム例
図2:プログラム実行結果
■「CurieIMU.readTemperature()」にパラメータは有りません
戻り値:内蔵のモーションセンサーで読み取った温度値の生の値を返します。
"読み取り温度の値は16ビットです。
この値を変換するには、式①を使用します。
摂氏(℃) =(戻り値 / 32767.0 )+ 23 ・・・式①
■その他関数
Curie IMUライブラリに関するその他関数については、コチラをご覧ください。
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