表1:Curie IMUライブラリ関数一覧
関数 | 説明 | 内容 | |
共通 | CurieIMU.begin() | ArduinoとGenuino 101 IMUを初期化します。他のCurieIMUライブラリ関数の前にbegin()を呼び出す必要があります。 | なし |
Gyro | CurieIMU.getGyroRate() | ジャイロスコープが読み取られる頻度であるジャイロデータレートを返します。 | ジャイロデータレートはHzで表します。 |
CurieIMU.setGyroRate(int rate) | ジャイロスコープの出力データレートを定義します。データレートはサンプリング周波数でもあり、読み取り値の帯域幅に影響します。 | rate:設定されるレート。指定出来る値{25、50、100、200、400、800、1600、3200(Hz)} | |
CurieIMU.getGyroRange() | ジャイロの角度測定範囲を返します。 | ジャイロの角度範囲。 | |
CurieIMU.setGyroRange(int rate) | ジャイロの角度測定範囲を設定します。 | rate:設定される範囲。指定出来る値は{±2000、±1000、±500、±250、±125(°/s)} | |
CurieIMU.autoCalibrateGyroOffset() | ジャイロのオフセットの自動較正を開始します。この手順の間、ボードは動かなくなります。 | なし | |
CurieIMU.noGyroOffset() | ジャイロオフセットを無効にします。 | なし | |
CurieIMU.gyroOffsetEnabled() | ジャイロオフセットの有効状態を返します。 | 機能が有効または無効の場合はtrueまたはfalse | |
CurieIMU.getGyroOffset(int axis) | ジャイロのオフセットの値を返します。 | axis:ターゲット軸。次の値のいずれかを指定できます(X_AXIS、Y_AXIS、Z_AXIS)選択した軸のオフセット値から返される値は、±31.25°/s (step 0.061°/s)です。 | |
CurieIMU.setGyroOffset(int axis、int offset) | ジャイロオフセットの値を設定します。 | axis:ターゲット軸。次の値のいずれかを指定できます(X_AXIS、Y_AXIS、Z_AXIS)offset:設定されるオフセットの値。有効な値は、±31.25°/s (step 0.061°/s)です。 | |
CurieIMU.readGyro(int gx、int gy、int gz) | ジャイロの生の値を読み取ります。 | gx、gy、gz : x、y、zに沿ったジャイロの値が格納される変数。 | |
Acce_
lero_
meter
|
CurieIMU.getAccelerometerRate() | 加速度計のデータレート、つまり加速度(Hz)で表される周波数を返します。 | 加速度計の速度(Hz)。 |
CurieIMU.setAccelerometerRate(float rate) | 加速度計の出力データレートを定義します。データレートはサンプリング周波数でもあり、読み取り値の帯域幅に影響します。 | rate:Hzで設定されるレート。指定出来る値{12.5、25、50、100、200、400、800、1600(Hz)} | |
CurieIMU.getAccelerometerRange() | 加速度計の範囲を返します。 | 加速度計の範囲は、gの倍数で表されます。 | |
CurieIMU.setAccelerometerRange(int range) | 加速度計の範囲をgの倍数で設定します。 | range:設定される範囲は、gの倍数で表されます。指定出来る値は{±2、±4、±8、±16(g)} | |
CurieIMU.autoCalibrateAccelerometerOffset (int、axis、int target) |
加速度計指定軸の自動校正を開始します。この手順は、ボードが平らに動かないようにしている間に実行する必要があります。 | axis:キャリブレーションする軸。次のいずれかの値を取ることができます(X_AXIS、Y_AXIS、Z_AXIS) | |
CurieIMU.noAccelerometerOffset() | 加速度計オフセットを無効にします。 | なし | |
CurieIMU.accelerometerOffsetEnabled() | 加速度計オフセットのイネーブル状態を返します。 | 機能が有効または無効の場合はtrueまたはfalse | |
CurieIMU.getAccelerometerOffset(int axis) | 選択した軸の加速度計のオフセット値を返します。 | axis:オフセット値を取得する軸で次のいずれかを指定できます(X_AXIS、Y_AXIS、Z_AXIS)。選択した軸のオフセット値から返される値は、±495.3mg(step 3.9mg)です。 | |
CurieIMU.setAccelerometerOffset(int axis、int offset) | 加速度計オフセットの値を設定します。 | axis:ターゲット軸。次の値のいずれかを指定できます。(X_AXIS、Y_AXIS、Z_AXIS)offset:選択した軸のオフセット値。この値は加速度計で選択した範囲とは関係なく±495.3 mg(step 3.9mg)です。 | |
CurieIMU.readAccelerometer(int ax、int ay、int az) | 加速度計の生の値を読み取ります。 | ax、ay、az : x、y、zに沿った加速度計の値が格納される変数。測定値をmgに変換するには以下の式を使います。float g =(gRaw / 32768.0)* getAccelerometerRange() ※gRaw:ax、ay、azのいずれか | |
Other | CurieIMU.getDetectionThreshold(int feature) | 検出しきい値の値を返します。 | 詳細はコチラ |
CurieIMU.setDetectionThreshold(int feature, float value) | 検出しきい値の値を設定します。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.getDetectionDuration(int feature) | 検出期間の値を返します。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.setDetectionDuration(int feature, float value) | 選択した機能の検出時間または待機中のウィンドウの値を設定します | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.interrupts(int feature) | 選択した機能の割り込みを有効にします。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.noInterrupts(int feature) | 選択した機能の割り込みを無効にします。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.interruptEnabled(int feature) | 選択した機能の割り込みが有効かどうかをtrueまたはfalseで返します。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.getInterruptStatus(int feature) | 選択した機能の割り込みのステータスを返します。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.getStepDetectionMode() | ステップ検出モードの値を返します。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.setStepDetectionMode(in mode) | ステップ検出モードの値を設定します。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.readTemperature() | 内蔵のモーションセンサーで読み取った温度値の生の値を返します。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.shockDetected(int axis, int direction) | ショックが検出された場合にtrueを返します。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.motionDetected(int axis, int direction) | モーションが検出された場合はtrueを返します。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.tapDetected(int axis, int direction) | タップが検出された場合はtrueを返します。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.stepsDetected() | ステップが検出された場合はtrueを返します。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.attachInterrupt(voidFuncPtr callback) | 割り込みアクションをアタッチします。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.detachInterrupt() | 割り込みアクションを削除します。 | 詳細はコチラ | |
CurieIMU.readMotionSensor(int ax、int ay、int z、int gx、int gy、int gz) | モーションセンサーの生の値を読み取ります(加速度センサー+ジャイロ)。 | 詳細はコチラ |