■Cast演算子
Cast演算子は変数の型を別の型に変換します。また計算において型を強制します。
■使用例
Arduino IDEで使用するCast演算子の使い方は図1の通りです。 このプログラムを実行すると、浮動小数点数が代入されたfloat型の「f」をそのままシリアルモニタ上に出力すると「3.14」と表示されますが、Cast演算子によってint型に変換された「f」をシリアルモニタ上に出力すると整数の「3」と表示されます。 実際にArduinoUNOで下記プログラムを実行した結果が図2です。
void setup() { //一回だけ実行 Serial.begin( 9600 ); } void loop() { float f = 3.14; Serial.println(f); // シリアルモニタ上に3が表示される Serial.println( (int) f ); // シリアルモニタ上に3が表示される delay(1000); }
図1:プログラム例
図2:上記プログラム実行結果
■「(type)variable」の構文
type : 全ての型
variable : 変数や定数
type : 全ての型
variable : 変数や定数
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