NOBのArduino日記!

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趣味は車・バイク・自転車・ラジコン・電子工作です。

Arduino IDE(break文の使い方)

break文
 break文はfor、while、doなどのループから、通常の条件判定をバイパスして抜け出すときに使います。switch文においても使用されます。 

使用例
 Arduino IDEで使用するbreakの例は以下の通りです。
 試しにこのプログラムを実行すると、13ピンのLEDが0.1秒間隔で3分の2の確率で点灯、3分の1の確率で消灯を繰り返します
void setup() {                 //一回だけ実行する
  pinMode(13, OUTPUT);         //LEDを接続した13番ピンを出力用に設定する
}

void loop() {                  //{}内を無限ループで実行する
  int i = random (3);          //iに0~2の整数の中で発生させた乱数を代入する。
  switch (i) {                 //変数iがどの条件に一致するかcaseを順に調べ、一致した次の行を実行
    case 1:                    // iが1のとき実行される
      digitalWrite(13, HIGH);  //LEDが接続された13番ピンをHIGH(5V)にする
      break;
    case 2:                    //iが2のとき実行される
      digitalWrite(13, LOW);   //LEDが接続された13番ピンをLOW(0V)にする
      break;
    default:                   //どのcaseにも一致しなかったとき実行される(defaultは省略可能)
      digitalWrite(13, HIGH);  //LEDが接続された13番ピンをHIGH(5V)にする
  }
  delay(100);                  //100ms(0.1秒)LEDを点灯した状態で止める
}
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図1:プログラム例
 
 「switch (i) {」から「}」内において、変数iの値と「case」直後の数字を上から順に参照して行き、数値が一致した場合のみ「case」直後の命令を実行します。
 命令実行後に「break」を付けないと次の「case」参照が続きます。
 「default」はどの「case」にも該当しなかった場合に直後の命令が実行されます。
 「default」を省略する事も可能です。
 
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