HashMap
ProcessingにおけるHashMapは、それぞれがキーで参照されるオブジェクトのコレクションを格納します。
これは配列に似ています。数値インデックスを持つ要素にアクセスする代わりに、Stringが使用されます。
※他の言語の連想配列に慣れている場合は、これと同じ考えです。
図1の例は基本的な使い方を扱っていますが、Processingの例にはさらに広範な例があります。
さらに、文字列と整数、文字列と浮動小数点数、または文字列と文字列の単純なペアリングでは、より簡単なIntDict、FloatDict、およびStringDictクラスを使用できるようになりました。
多数のHashMap機能のリストについては、Javaリファレンスの説明を読んでください。
Processingで使用するHashMapの使い方は以下の通りです。
import java.util.Map;
// HashMapの "key"は文字列であり、 "value"は整数であることに注意してください
HashMap<String,Integer> hm = newHashMap<String,Integer>();
// HashMapにキーと値のペアを配置する
hm.put("Ava",1);
hm.put("Cait",35);
hm.put("Casey",36);
// 強化されたループを使用して各エントリを反復処理する
for (Map.Entry me : hm.entrySet()) {
print(me.getKey()+ " is ");
println(me.getValue());
}
// キーで値にアクセスすることもできます
int val = hm.get("Casey");
println("Casey is "+ val);
図2:プログラム実行結果
〇HashMapの構文