delay関数
Processingにおけるdelay関数は、指定された時間停止します。
遅延時間は1/1000秒単位で指定します。
たとえば、delay(3000)はプログラムを3秒間停止し、delay(500)はプログラムを0.5秒間停止させます。
draw関数の終了時にのみ画面が更新されるため、delay関数を使用して描画を遅くすることはできません。
たとえば、delay関数を使用してアニメーションのタイミングを制御することはできません。
delay関数は、スクリプトの一時停止(ダウンロードを試行する前に数秒間停止する必要のあるスクリプトや、シリアルポートから読み込むまで数ミリ秒待たなければならないスケッチ)にのみ使用する必要があります。
Processingで使用するdelay関数の使い方は以下の通りです。
図2:プログラム実行結果
〇delay関数の構文
delay(napTime)
〇delay関数のパラメータ
napTime: draw関数を再度実行する前に一時停止するミリ秒数(int)
〇delay関数の戻り値
void