NOBのArduino日記!

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趣味は車・バイク・自転車・ラジコン・電子工作です。

3Dプリンター展!(3D Printing 2018 後篇!)

「3D Printing 2018」後編です!
8. Canonさん
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最近気になるドローン発見!3Dプリンターが有れば色々出来ちゃいますね!

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こちらはゴム素材で3Dプリントされたタイヤ
9. NTT Dataさん
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SUS素材で20μm積層ピッチ(造形限界)! 24個/100hで生産可との事
10. 3DRI(3Dプリンター総研)さん
 3Dプリンター総研さんでは3Dプリンタ―の最新技術情報を独自収集されており、「世界の3Dプリンター最前線」と言う興味深い内容で講習を開かれていました!
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30分程聞かせて頂きました!ありがとう御座います!

 内容としては、日本で製造されている産業用3Dプリンターは世界から見ると数世代分技術が遅れていると言う事で危機間を持たれてました。
 現在3Dプリント技術で注目しているのは以下の2社だそうです。

 金属粉末射出成形法、通称MIN(英:Metal Injection Molding・メタル・インクジェット・モールディング)による金属の3Dプリント技術を開発されたそうです。
 金属3Dプリントはレーザーを照射して一層毎に焼き固める方式が成形時間が早い事から主流となっています。しかしレーザーの欠点として層間の強度に難点が有り、工業製品に採用するには強度保障が難しいとの事。
 それに対してMINは成型後に焼成工程が入る事から、層間の強度低下が原理的に発生せず、唯一強度保障が可能になる方式との事。

 光造形方式による3Dプリントの印刷速度を上げられない原因は、一層プリント毎に透過ガラスにくっ付いてしまった製品を引き剥がす工程だそうです。Carbonさんは紫外線硬化を阻害するO2を透過ガラス面に供給する膜を使った技術を開発(CLIP:Continuous Liquid Interface Production)し、この問題を解決したそうです!最大100倍速で印刷可能!
 さらに連続的に面で3Dプリントする事が可能になった事から、従来の積層ピッチと言う概念は無くなり、継ぎ目の無い滑らかな造形も可能になったとの事!凄い!
 また、4億ドルの資金調達に成功しさらに開発を加速中との事!!
 個人向け販売はしていない様ですが、早くCLIP技術を使ったホビイスト向け3Dプリンター出してほしいです!
10. Carbonさん
 3DRIさんの講習で「Carbonさんが凄い」との事なので早速ブースを見て来ました!
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革新的な3Dプリンターを開発した「Carbon」さん!

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CLIP方式の3Dプリンターで靴底部分を印刷したadidasの「Futurecraft 4D」!
これなら「エア〇ックス」の様なエア抜けに怯えずに済みそうです!

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こちらの3Dプリントサンプルは触ると驚異的な伸縮性でした!すごい!
11. アルテックさん
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Stratasys F370

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これは3Dプリンターならではの形状ですね!

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妙にリアルな人体模型
12. RICOHさん
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RICOHさんでは3Dプリントサービスを行っている様です。

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ダヴィンチColorで出力したサンプル

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カッコいいドローンを発見!こちらは大阪大学が発注した筐体の様です

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こんなドローンが自作出来たら良いですね!

上写真の基盤には「aitendo」の文字が!親近感を感じました

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