表1:「EasyComm」プロパティ,メソッド一覧 | ||
プロパティ | 書き込み | 読み取り |
COMn | 処理対象のポート番号を指定 ゼロ以下の整数を書き込むとすべてのポートを閉じる. | 現在処理の対象となっているポート番号を取得 |
COMnClose | 指定番号のポートを閉じる. ゼロ以下の整数を書き込むとすべてのポートを閉じる. | <書き込み専用> |
Setting | 通信条件を文字列で指定. | 通信条件を文字列で取得. |
HandShaking | 通信ハンドシェークを指定. | 通信ハンドシェークを取得. |
"N",または ec.HANDSHAKEs.No ハンドシェイクなし "X",または ec.HANDSHAKEs.XonXoff XOn/XOffによるハンドシェイク "R",または ec.HANDSHAKEs.RTSCTS RTS/CTSによるハンドシェイク "D",または ec.HANDSHAKEs.DTRDSR DTR/DSRによるハンドシェイク (組み合わせ指定は不可能) | ||
HANDSHAKEs | ec.HANDSHAKEs.No "N"を返す ec.HANDSHAKEs.XonXoff "X"を返す ec.HANDSHAKEs.RTSCTS "R"を返す ec.HANDSHAKEs.DTRDSR "D"を返す | |
InBuffer | 入力バッファのサイズを設定. | 入力バッファの受信データバイト数を取得. |
OutBuffer | 出力バッファのサイズを指定. | <書き込み専用> |
Ascii | 文字列を出力バッファに書き込む. (直ちに送信) | 入力バッファの文字列を読み出す. 一度に読み出すバイト数はAsciiBytesで制限される. |
AsciiBytes | Asciiプロパティ読み出し時に受信バッファから取得する文字数をバイト単位で指定. ゼロ(デフォルト)以下の時は全データを取得 | AsciiBytesプロパティの値を読みだす. |
AsciiLine | 文字列にDelimiterプロパティで指定されたデリミタを付加してを出力バッファに書き込む.(直ちに送信) | Delimiterプロパティで指定されたデリミタの手前までの文字列を読み出す. |
AsciiLineTimeOut | AsciiLineプロパティの読み出し時のタイムアウトをmS単位で設定. | AsciiLineプロパティの読み出し時のタイムアウト値をmS単位で取得. |
Binary | バイナリデータをバイナリモードで送信.(直ちに送信) | 受信データをバイナリ配列に読み込む. 一度に読み出すバイト数はBinaryBytesで制限される. |
BinaryBytes | Binaryプロパティ読み出し時に受信バッファから取得するバイト数を指定. ゼロ(デフォルト)以下の時は全データを取得 | BinaryBytesプロパティの値を読みだす. |
RTSCTS | RTS出力の状態を設定 Trueを書込む :RTS=プラスレベルを出力 Falseを書込む:RTS=マイナスレベルを出力 | CTS入力の状態を読み出す True : CTS=プラスレベル False: CTS=マイナスレベル |
DTRDSR | DTR出力の状態を設定 Trueを書込む :DTR=プラスレベルを出力 Falseを書込む:DTR=マイナスレベルを出力 | DSR入力の状態を読み出す True : DSR=プラスレベル False: DSR=マイナスレベル |
Spec | <読み取り専用> | 指定番号のポートの全仕様を文字列で取得 |
WAITmS | 指定した時間(ミリ秒単位),処理を中断 | <書き込み専用> |
Break | Breakの送信と送信停止 Trueを書き込む :Breakを送信 Falseを書き込む :Breakの送信停止 | <書き込み専用> |
RI | <読み取り専用> | 指定番号のポートのRIの状態を読み出す True : RI=プラスレベル False : RI=マイナスレベル |
DCD | <読み取り専用> | 指定番号のポートのDCDの状態を読み出す True : DCD=プラスレベル False : DCD=マイナスレベル |
Xerror | エラーの発生方式を設定します. 0を書き込む:EasyComm標準 1を書き込む:トラップ可能なエラーを発生 2を書き込む:EasyCommのapiコールで発生したエラーを無視 | エラーの発生方式を番号で取得 0:EasyComm標準 1:トラップ可能なエラーを発生 2:エラーを無視 |
Delimiter | COMnプロパティで指定されたポートのデリミタを設定. "CR", またはec.DELIMs.Cr : Cr "LF", またはec.DELIMs.Lf : Lf "CRLF", またはec.DELIMs.CrLf : Cr + Lf "LFCR", またはec.DELIMs.LfCr : Lf + Cr | COMnプロパティで指定されたポートのデリミタを取得. "CR", またはec.DELIMs.Cr : Cr "LF", またはec.DELIMs.Lf : Lf "CRLF", またはec.DELIMs.CrLf : Cr + Lf "LFCR", またはec.DELIMs.LfCr : Lf + Cr |
DELIMs | ec.DELIMs.Cr "CR"を返す ec.DELIMs.Lf "LF"を返す ec.DELIMs.CrLf "CRLF"を返す ec.DELIMs.LfCr "LFCR"を返す | |
Version | <読み取り専用> | EasyCommのバージョンを文字列で返す. |
DozeSeconds | 指定した秒数,うたた寝(Doze)状態にする. | <書き込み専用> |
XnotOpenLog | オープンログ記録ファイルのアクセスを許可,または禁止 False(デフォルト) 許可 True アクセス禁止 | オープンログ記録ファイルのアクセス可否を取得. False 許可 True アクセス禁止 |
Sound | WAVEサウンドファイルの再生 | <書き込み専用> |
InBufferClear | 受信バッファのデータをクリア | |
XdeleteOpenLogFile | オープンログファイルが存在すれば,それを削除する. |