MsTimer2ライブラリ
MsTimer2はTimer2を人間とインターフェースするための、小さくて使いやすいライブラリです。
Timer2で1ミリ秒の分解能を「ハードコード」するため、MsTimer2と呼ばれています。
Arduino IDEで使用するMsTimer2ライブラリのArduinoUNO等での使い方は以下の通りです。
最新のライブラリはコチラで配布されていますので「MsTimer2.zip」をダウンロードし、ArduinoIDEメニューから「スケッチ」→「ライブラリをインクルード」→「.ZIP形式のライブラリをインストール」をクリックし、ダウンロードしたファイルを選択しインストールします。
インストール後に図1に示すように<MsTimer2.h>をインクルードする事で、MsTimer2ライブラリが利用可能になります。
setup関数で13ピンを出力に設定し、MsTimer2ライブラリのset関数で500ms毎にflash関数を実行する様に設定します。
MsTimer2ライブラリのstart関数で13ピンへの割り込みを許可し500ms間隔で13ピンに接続されたLEDを点滅します。
1.set関数
この関数はオーバーフローのための時間をミリ秒単位で設定します。それぞれのオーバーフロー "f"が呼び出されます。
"f"はパラメータなしでvoid宣言しなければなりません。
〇構文
MsTimer2::set(unsigned long ms, void (*f)())
〇パラメータ
unsigned long ms : 時間をミリ秒単位で設定します。
void (*f)() : 設定時間後に実行する関数名を記入します。
〇戻り値
特に無し。
2.start関数
割り込みを許可します。
〇構文
MsTimer2::start()
〇パラメータ
特に無し。
〇戻り値
特に無し。
3.stop関数
割り込みを無効にします。
〇構文
MsTimer2::stop()
〇パラメータ
特に無し。
〇戻り値
特に無し。