1. 必要な道具
2. エスプレッソメーカーの準備
購入直後はタンク一本分くらい蒸気とお湯を出して内部洗浄しておきます。
2.1 水を入れる
使用前に簡単な内部洗浄(蒸気とお湯を出すだけ)をしておくと気分的にいいです。
その際、水がどんどん減っていきますので、空炊きにならない様にタンクには事前にMAX付近まで水を入れておきます。
図2-1:水を補給
2.2 加温しておく
使い方はいたってシンプルで最初に加温して使いたいときにお湯を出すだけです。加温されるまでに数分かかるのでエスプレッソメーカー正面のつまみを、図2-2の様に抵抗記号?の位置迄回し加温しておきます。
図2-2:加温する
3. コーヒー豆を挽く
エスプレッソ用に粉末化されたものを使用される場合は3は必要ありません。
私はドリップコーヒーとエスプレッソ共に同じコーヒー豆を使用したいのと、メンテナンスが簡単(構造が簡単)な事から人力コーヒーミルを使用しています。
コーヒー豆は焙煎後2週間以内を目処になるべく使い切ります(使い切れる様に200g単位で購入)。焙煎直後のコーヒー豆を挽くと物凄く良いに匂いがするので、豆を挽いているとうちの息子はほぼ確実に匂いを嗅ぎに飛んで来ます。
※正直私もコーヒーを飲むより挽きたてコーヒー豆の匂いを嗅いでいる瞬間の方が僅差で幸せです
3.1 コーヒーミルの調整
私の使っているカリタのコーヒーミルは、図3-1の様にコーヒー豆の挽き具合を調整する為のねじが上部に付いており、図3-2の様に分解できます。
エスプレッソ用に色々コーヒー豆の挽き具合を試した結果、調整ネジを全閉状態からストッパー3目盛り分緩めるのが丁度良かったです。
※2目盛りは粉が細かすぎて濾過に時間が掛かり(苦くなる)、5目盛りまで行くとエスプレッソ用の細かい粉で無く、普通のドリップコーヒー用の粗い粉になってしまいます。
図3-1:コーヒーミル調整ねじ
図3-2:コーヒーミル調整ねじ分解
図3-3:豆10g入れ挽きます
図3-4:フィルターに挽いた豆をセット
4. ミルクフォーマー
エスプレッソに入れるミルクフォームを作ります。
4.1 牛乳
ミルクジャグに牛乳を入れます。使う牛乳は乳脂肪分が3.5~3.7%の無加工乳が良いそうです。
試しに4.2%の特濃乳でやってみましたが特に問題なく泡立ちました。
牛乳(ミルク)を入れる量はお好みですが、個人的には100ml位が調度良いです。
図4-1:ミルクジャグにミルクを入れる
図4-2:水抜き
4.3 泡立て
コーヒー・サーモメーターをミルクに浸かる様に挿し、スチームノズルをミルクジャグに深く入れ、エスプレッソメーカーの蒸気を一気に解放します。初めはスチームノズルをミルク中に深く沈めた状態から、だんだんとノズルをミルク液面近くまで上げて行き、液温が60度に達したらスチームを止めます。
止めた直後にミルクジャグを机の上にコンコンと叩くようにすると大きな泡がつぶれ、きめの細かい泡になります。
※お手頃価格のエスプレッソメーカーなので、ミルクの量が多い場合など、ミルクが60℃に達する前にスチームの勢いが力尽きることもあります。
出力不足に対する技としてミルクを泡立てる直前に再加熱が始まるまでスチームを空吹きしてから止め、再加熱が止まる前(15秒後位)にミルクを泡立始めるとスチームを吹きながら同時に加熱する為、スチームの持続力が上がります。
図4-3:ミルクを泡立てる
5. エスプレッソを淹れる
5.1 カップを温める
図5-1:カップを温める
5.2 フィルターホルダー取付
エスプレッソメーカーに図3-4で準備したホルダーを取付ます。この時力いっぱいホルダーの取手が手前に来る迄締め込みます。
このエスプレッソメーカーは15気圧と言う高い圧力で抽出しますので、締め込みが甘いと隙間からコーヒーが漏れ出します・・・
図5-2:ホルダーのセット
図5-3:エスプレッソ抽出!
6. マキアート・・・は出来ません
ドリップコーヒーではお目に掛かれないクレマが抽出できました。
エスプレッソは苦い印象が有りますが、高圧・短時間で抽出する為カフェインや苦みも少なくとても飲みやすいです。
6.1 仕上げ!
あとは抽出したエスプレッソにミルクフォームを入れるだけです。
マキアートが出来ればいいのですが、残念ながらそこまでの腕が有りません
図6-1:エスプレッソとミルクフォーム
図6-2:混ぜる
図6-3:完成!
7. まとめ
最近コンビニのコーヒーもかなり本格的でおいしいですが、さすがに手間の掛かるエスプレッソはお目にかかりません。
自宅で気軽にコーヒーショップの雰囲気を味わえる様になったのは良かったです。
定番のはちみつやココアパウダーはもちろんですが、店舗ではありえない組み合わせも挑戦出来そうです。スイカに塩で甘くなるみないな・・・
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