■delayMicroseconds関数
delayMicroseconds関数は指定した時間(μs)プログラムを止めます。
■使用例
Arduino IDEで使用するdelay関数の使い方は以下の通りです。試しにこのプログラムをArduino UNOで実行すると、13ピンのLEDが蛍の様に不規則に明るさが変化します。
void setup() { //一回だけ実行する pinMode(13, OUTPUT); //LEDを接続した13番ピンを出力用に設定する } void loop() { //{}内を無限ループで実行する int i = random (16383); //iに0~16383の間で発生させた乱数を代入する。 digitalWrite(13, HIGH); //LEDが接続された13番ピンをHIGH(5V)にする delayMicroseconds(i); //iミリ秒LEDを点灯した状態で止める digitalWrite(13, LOW); //LEDが接続された13番ピンをLOW(0V)にする delayMicroseconds(16383 - i); //16383-iミリ秒LEDを消灯した状態で止める }
図1:プログラム例
■構文
delayMicroseconds(ms)
■パラメータ
μs:一時停止する時間 (変数の型:unsigned int)をマイクロ秒単位で指定します。
■戻り値
無し
■補足
①3~16383μs以内の値を指定したときに正確に動作します。
②基本的に数千マイクロ秒を超える場合はdelay関数を使用します。
③Arduino0018から、この関数は割り込みを停止しません。
励みになりますのでよければクリック下さい(^o^)/