■mcros関数
micros関数はArduinoボードがプログラムの実行を開始した時から現在までの時間をマイクロ秒単位で返します。約70分間でオーバーフローし、ゼロに戻ります。8MHz動作のArduinoボードでは8マイクロ秒、16MHzのボードでは4マイクロ秒の分解能になります。
■使用例
Arduino IDEで使用するdelay関数の使い方は以下の通りです。試しにこのプログラムをArduino UNOで実行すると、プログラムがスタートしてからの経過時間(μs)を図2の様にシリアルモニタ上へ出力します。
unsigned long time; void setup() { Serial.begin(9600); } void loop() { time = micros(); Serial.println(time); delay(1000); // 1秒おきに送信 }
図1:プログラム例
図2:プログラム実行結果
※1秒毎に経過時間を出力していますが、329μs程度のloop処理に時間が掛かっている様です。
■構文
micros()
■パラメータ
micros関数にパラメータは有りません。
■戻り値
実行中のプログラムが動作し始めてからの時間をμs単位で返します (unsigned long)
励みになりますのでよければクリック下さい(^o^)/