continue文
continue文は、for、while、doなどのループの途中で、処理をスキップしたいときに使います。 continue文実行後にループを止めず、繰り返し条件の判定に移ります。
使用例
ArduinoIDEで使用するcontinue文の例は以下の通りです。 試しにこのプログラムを実行すると、41から119までを除く範囲で11番ピンのPWMを変化させ、LEDの明るさを段階的に変化させます。 (0消灯~255最大輝度)
void setup() { //一回だけ実行する pinMode(13, OUTPUT); //LEDを接続した13番ピンを出力用に設定する } void loop() { //{}内を無限ループで実行する for (int x = 0; x <= 255; x++) { //xの値を0~255迄1づつ増加させ{}内を実行する if (x > 40 && x < 120) { //41から119までの範囲なら次の行を実行 continue; //for、while、doなどのループの途中で、処理をスキップします } analogWrite(11, x); //11番ピンにPWM(x)出力 delay(50); //50ms待つ } }
図1:プログラム例
continue文に引数はありません。
上記プログラム書き込んだArduinoUNOの11番ピン→100Ω抵抗→3mm白色LEDのアノード→カソード→ArduinoUNOのGNDと接続します。
その後電源をArduino UNOに供給すると動画1の様にLEDが徐々に明るくなる→途中で急に一段明るくなる→その後最大輝度まで緩やかに明るくなるを繰り返します。