スーパーファミコン用コントローラー
トイラジコンの本体の修理は大体目途が付いたので、今度はラジコンのコントローラーを作ろうかと思います!
1. コントローラーの選定
タンスの肥やしと化したゲーム機を引っ張り出してきました!
懐かしい物ばかりですが、どれも数年から数十年起動すらしておらず、入れっぱなしの電池BOX内は自然に還りそうな位のモワっとした青い結晶で覆われていました
1.1 評価結果
図1:懐かしのゲーム機達
思い出深いゲーム機達ですが、このままタンスに寝かせておくのは勿体ないので、ゲーム機内のボタンに繋がる回路を拝借してラジコンのコントローラーにしてしまおうかと思います。
その為には、ゲーム機内の回路が簡単で、しかも内部の空間に余裕が多い程助かります。そこを踏まえて表1の通り各ゲーム機を評価してみました。
図1左から | 回路 | 内部空間の余裕 | 判定 |
①スーパーファミコン用コントローラー | シンプル | 中くらい | 〇 |
②初代ゲームボーイ | シンプル | 広い! | ◎ |
③ゲームボーイポケット | シンプル | 狭い | △ |
④ゲームボーイカラー | シンプル | 狭い | △ |
⑤ゲームボーイアドバンス | シンプル | 極小 | × |
⑥DS | 少し複雑 | 極小 | × |
⑦3DS | 複雑 | 極小 | × |
⑧Wiiリモコン | だいぶ複雑 | 極小 | × |
⑨PS3コントローラー | 複雑 | 広め | □ |
※結果:良 ← ◎ > 〇 > □ > △ > × → 不可
1.2 選定結果
はじめる前から薄々気付いてはいましたが、古い物ほどシンプルでゆとりが多く作られています。
となれば当然最も古い初代ゲームボーイが最高評価でした!
しかし初代ゲームボーイを今買おうとすると状態が良いもので1万円位はします※先日一台買って来ましたがジャンクで千円でした。
次点のスーパーファミコン用コントローラーは100円で買えます・・・。
2. 分解
2.1 開ける
スーパーファミコンのコントローラーは子供の時散々使って来ましたが、分解するのは初めてです。
興味シンシンでいざオープン!
図2:裏蓋のねじを5本外す
図3:オープン!・・・シンプルですね~
2.2 コントローラーの基盤
図4の基盤は挟まっているだけでした。
基盤左上に「V520B」と言う20ピンのICが付いていますが、これはこれは12ビットのシフトレジスタだそうです。
コントローラーへの電力供給は1ピン(5V)と7ピン(GND)で5,6ピンは使用してません。
しかし今回は無線マイコンを使うので図4コネクタも「V520B」ICも使いません
図4:回路もシンプルですね~
2.3 ボタンの裏
ボタンの裏は導電性の接点が有り、ボタンを押すとその下の回路がGNDに接地する事で「V520B」ICにLOW信号が伝わります。
図6:スーパーファミコン用コントローラーボタン裏はこんな感じでした
3. 加工
3.1 加工前
コントローラーの裏蓋の部分には少し空間がありますが、それでも追加基盤と電池等を収めるのには足りなかったので、無くても支障をきたさなそうな支柱をとっちゃいました。
4. まとめ
図8で作った隙間に、
4.単四電池
5.単四電池BOX
6.ユニバーサル基板
の計6点の部品を入れようかと思いますが、蓋が閉まるか心配になってきました
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