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図2:ユニバーサル基板モード
図3:ユニバーサル基板
図4:ArduinoMicroの配置
2.3.2 パーツ名を変更する
図4を見ると配置したArduinoMicroの右上に「パーツ1」と書かれておりますが、名前を変えることも出来ます。
名前の変え方は、パーツが選択された状態で、「パーツ1」の表示をダブルクリックすると図5の様に「テキスト」というテキストボックスが出てきます。
ここに変更したい名前、今回の場合は「ArduinoMicro」と入力します。
図5:パーツ名の変更
2.3.3 パーツ名を回転する
パーツ名は変更出来ましたが、なんとなく名前をパーツの枠内に収めたいので回転します。
やり方は、パーツが選択されている状態でパーツ名上で右クリックします。いくつかメニューが出てきますので、その中から「反転/回転」→「Rotate 90°Clockwise」と選びクリックすると図6の様にパーツ名が時計回りに90°回ります。
図6:パーツ名の回転
2.3.4 パーツ名を移動する
パーツ名の移動方法は特に難しい事は無く、パーツを選択した状態で、パーツ名をドラッグし、移動したい場所まで持っていき図7の様にドロップするだけです。
図7:パーツ名の移動
2.3.5 抵抗の配置
LEDに直に5Vを流すと焼けてしまうので、流れ込む電流を制限する抵抗を配置します。
画面右「パーツ」内タブから「CORE」を選択し、その中から抵抗を探します。
左上にいかにも抵抗な形のアイコンが有りますのでそれをドラッグし、図8の様にArduinoMicroの13番端子に隣接する形でドロップします。
※ユニバーサル基板モードでは、実際にユニバーサル基板に配置できるように図を作成する必要があります。13番端子に重なる様に抵抗の端を設置する事も可能ですが、実際に配線しようとすると、ArduinoMicroの足(もしくはArduinoMicroを着脱可能にする図9の様なICソケットの足)と抵抗の足が同じスルーホールに通る事になり、無理~な感じに後々なりますので気を付けます。
図8:抵抗の配置
図9:ICソケット
2.3.6 抵抗値の変更
配置した抵抗を選択すると、画面右下に「抵抗」と言うプルダウンメニューが出てきます。プルダウンメニューを引き出すと選択可能な抵抗の一覧が図10右下の様に表示されます。
今回はLEDに5Vで10mA程度流す回路を想定していますので、330Ωの抵抗値に変更します。(抵抗の計算方法はオームの法則 記事をご覧ください)
変更した抵抗の値は抵抗記号の右上に表示されます。
2.3.7 パーツ名の縮小
2.3.2~2.3.3の方法で抵抗のパーツ名を「330Ω」に変更・移動します。
さらに抵抗の枠内に収める為文字を縮小します。
縮小の方法は、抵抗を選択した状態でパーツ名上を右クリックし、図11の様に「フォントサイズ」→「Tiny」と選択するだけです。
2.3.8 LEDの配置
2.3.4の方法で抵抗のパーツを回転した後、次にLEDを配置します。
LEDは抵抗と同じで、画面右「パーツ」ボックス内タブの「CORE」にありますのでそれを選択します。
タブ内で表示されているパーツアイコンはグループに分かれており、「OUTPUT」と書かれたグループの下に赤いLEDのアイコンが有ります。
LEDのアイコンをドラッグして、図12の様にGNDの横にLEDのカソード(fritzingではアノードが四角の端子ですので丸の端子がカソードです)が来るようにドロップします。
図12:LEDの配置
2.4 配線
2.4.1 抵抗とArduinoMicro13番端子の配線
図13の様に抵抗の一端をドラックし、そのままArduinoMicro13番端子上でドロップするだけで配線完了です。
図13:抵抗とArduinoMicroの配線
2.4.2 抵抗とLEDアノードの配線
図14の様に抵抗の残りの一端をドラックし、そのままLEDのアノード(アノードは+極の事、LEDは極性が有り間違えないように注意します)端子上まで引っ張りドロップするだけで配線完了です。
図14:抵抗とLEDの配線
2.4.3 LEDカソードとArduinoMicroGNDの配線
LEDのカソードをドラッグし、ArduinoMicroのGND上まで引っ張りドロップします。
以上で配線完了です。(^_^)v
図15:Lチカ回路完成!
3. まとめ
前回の記事で既に書きましたが、ユニバーサル基板モードが何故良いかというと、図を作ったらその図でそのままユニバーサル基板に配線出来るからです。 個人レベルであれば、いきなりユニバーサル基板用の図を作って配線こそ最速!無駄なし!楽!最高!
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